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     *よりハッピーになる微笑む空間をつくりましょう!!*

         
       ・
--・ 素晴らしい生活のために・--

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木陰の涼風が何よりの季節となりましたが、お元気ですか。

いつも、ご購読頂きまして、ありがとうございます。(*^o^*) 

昨日は、優雅なサリーと馨しい香りを纏って、

頭の上につぼをのせているように、綺麗な姿勢で、

顔に汗をにじませることもなく小幅でゆっくりと歩くインド女性の姿を見て、

其の風土が生む合理的な生き方全体、美を感じることができました。ハッピー!!

 

さて、「生きているプロセス」についてですが、

今回は、実際、貴方の周囲の空間で、どのようにしていけば、

「微笑み空間」を生み出すことが出来るか、お話したいと思います。♪♪(^o^)♪♪

(The Nature of OrderU p.140142参照http://www.natureoforder.com/ )

 

まず、生きているプロセスが何か思い出して頂く為に、良い例をご紹介致します。

アメリカ人が最も好きな画家の一人に掲げるマティスの部屋のシーンです。

 よく、彼の絵には金魚や鳩などが室内空間に描かれていますね。

その一枚の写真から、

彼の部屋、其の様子、彼の生活、仕事、生き方、

その人自身と全体が伺われるシーンです。

 

豊かな空気が感じられる、彼にとって大切な、好きなものに囲まれ、

ニットの帽子と、どうしても、

パジャマの上にガウンを羽織っているように見えてしまう室内着の姿で、

ゆったりと腰掛けています。

窓にはカーテンなど無いのですが、

開口部周りの壁で奥行きが取られ、

眩しくない、暖かな日の光が其のあたり全体に満ちています。

大き目の鳥かごが3ケースありますが、綺麗な形のかごから鳩を出して、

3羽はその籠の上に止まっていて、

1羽は彼の大きな左手の中で、怖がることもなく、

彼の優しい好奇心に満ちた鋭い画家の目を受け入れています。

彼の右手は、膝の上の大きな画帳の上で動いています。

 

この瞬間の生活は、デザインによって創られてはいません。

それは、いくつもの小さなプロセスの結果によって創られているのです。(^_-)☆

鳥かごを適当なところへ動かして、鳥をかごから出してやり、鳥を描く・・・・・。

このような生活は、けっして、

意識されたデザインからは生み出すことは出来ません。

ただ、生きているプロセスのみが創ることが出来るのです。(^_-)-☆

 

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こうした「生きているプロセス」や「既存の構造を守り強めていく変化」は、

伝統的社会において、普通のことでした。

しかしながら、現代社会では、

「硬直したプロセス」や「既存の構造を壊してく激変」が普通のこととなって、

人間という生き物にとって、かなりのストレスとなり、

精神障害の遠因にもなってしまっているのです。

しかしながら、それがすべてではなく、

そんな20世紀に、実際、マティスは上記のように生きていたのですからハッピー!! 

20世紀に建てられた建物や場所がすべて、死んでいるということではありません。

私達が生きている時代に、世界中で、

時々、情熱的で驚くべきフィーリングが、隠された場所から見付けられるのです。

貧困の痛みの靄の中でも、

人々は、新しい自由と機会を見出し、冒険を始めているのです。(*^o^*) 

 

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世界中で、ベストと思える生活は、表現を拘束されない、

自然で率直で、私達の歓びや自由の感覚や、

人々の日々の生活や情緒や人間特有の傷つき易い心のためにと、

其のための努力によって得られるものでしょう。

そして、それは、誰もの心の琴線に触れるものです。

そんな素晴らしい生活、

私達の時代で、

本当の生活に近づく為に、新しい建築を描いてみましょう。♪♪(^o^)♪♪

 

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特徴的なポイントは、

イメージによって生まれるものではないということと、

しかしながら、深くて、心動かされるという特徴が共通しています。(^_-)-☆

 

それらは、特に、物体として豪華であったり、

煌いているということはありません。

結構、普通です。

時折、それらは古代的な傾向があります。

いくつかは、気取りの無い、荒っぽい、不慣れな感じです。

けれども、同時に、美しい幾何学的統一性があります。(^_-)-☆

 

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この幾何学的全体性がジョフリー・バワの作品に見られます。♪♪(^o^)♪♪

前に、お話したマティスの部屋と同じように、彼の自由が感じられるのです。

これは、ストレス・フリーで生活に基いた全体性という、

私達のこれからの建築の種子として、大変重要です。(^_-)-☆

この彼の自邸は、ゆっくりと、コツコツと、1970年代に主に建てられました。

美しく優雅なものです。特に室内の光の感じが格別で、

どんな些細なものでも、すべての部分が注意深く扱われ、

階段の左官仕上も彼のこだわりが感じられます。

長年、熟考されてゆっくりと生み出されてきた様子が伺えます。(*^o^*) 

 

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こうしたことから、ポイントは、

    ゆっくりとコツコツと全体をつくり続ける

    それぞれのことを、貴方が本当に好きになるまで仕事を続ける

    光の美しさに集中する

    これらを、繰り返す

 

以上のポイントは、貴方の部屋、家、庭、街路、まちと広く援用することが出来ます。

ひとつずつの点が線になっていくように。(^_-)-☆

 

どうぞ、次回をお楽しみに〜(∩o∩)
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